「アムちゃんのリアル”にとうりゅう”(二兎を追う理由)」VOL.2
生野区在住のアムちゃんが日々の生活の中で感じたことをコラムにして配信いたします。
第2回目は最近よく巷で言われる「失われた30年」、報道されるたびに思うことを何回かに分けて配信いたします。
「日本の失われた30年」という言葉は、すでに何回か耳にしている。
しかし、日本は後10年は大丈夫だとか、GNPがどうとか、株価が3万円に回復したとか。
「武士は食わねど高楊枝(やせ我慢)」的に聞こえる文言の多い日本のマスコミの昨今だ。
なぜ「高楊枝」するのか?それは、「失われた30年」の反省がきっちりとなされていないからだろう。悪く言えば、弱みをみせたくないのだろう。
日本が「失われた30年」をきっちり反省するかどうかは、日本という国がやることなので別に構わない。
だが、私たち在日コリアンはそうはいかない。
日本と一緒に「心中」するわけにはいかないのだ。
私たち「在日コリアン」には、祖国があり故郷がある。そして、そんな祖国や故郷を日本にいながら、また外国にいながら支援応援できる「特殊な立地」「環境」がある。
世界の経済を牛耳り、巨万の富を築き上げている「ユダヤ人」も「華僑」も多くは自国で生まれ育った人たちではない。
海外で祖国のために闘い生き抜いてきた人たちだ。
「失われた」というには「失われる」ほどのものがあったということだ。
何を失ったのか?
「英国病」と言う言葉がある。
イギリスが第二次世界大戦で戦勝国になったうぬぼれが、国を滅ぼしたことをいっている。
「日本病」という言葉もある。
1990年、日本はすばらしい観光の地であり、それにふさわしい豊かな文化と伝統を持ち、世界最高のインフラを備え、新幹線、地下鉄、何もかもが見事に機能していた「世界一裕福な国」だった。
その、30年前の世界一裕福な国が、「うぬぼれた」ために「失われた30年を招いた。」そのことを「日本病」という。
英国経済は北海油田の開発で復活した。。。。。。日本は? 続きは次回!定期的配信いたします。
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