いきなり新企画「アムちゃんのリアルにとうりゅう(二兎を追う理由)」!
生野区在住のアムちゃんが日々の生活の中で感じたことをコラムにして配信いたします。
第1回目は生野南通学見守り隊からです。
朝鮮学校は、在日コリアンのコミュニティ社会の「核」を成して来た。
昔、よく言ったように、「巨人ファンもアンチ巨人も、結局、プロ野球は巨人が中心だ」と。
大阪において、朝鮮学校熱烈支持者も、そうでない人も、特に生野区では、朝鮮学校は無視などできない中心的存在だ。
学校統廃合で生野区にある新設「大阪朝鮮初級学校」のための同胞による登校見守り隊。
始まると同時に、早朝から「雨後の筍」のように「オレンジ色の見守り隊」が出現。
その見守り隊を見守る支部委員長が駆け抜ける。
日本の方が目を見張る。数十年見たこともなかったオレンジの服(見守り隊)がどこからこんなに出てきたのか?と。日本の方も驚く圧倒的存在感だ。
登校する姿は日本学校の子どもたちとは、どこか違う、朝鮮学校の子どもたち。
それは、雨の日になると分かる。
ただ、傘をさし雨をさけて歩く日本学校の子どもたちと、
雨の中を「アグレッシブに突き抜け」登校する朝鮮学校の子どもたちの「緊張感」、「ハングリーさ」そして「圧倒的存在感」が。
「雨がなんだ!」「私たちの学校に行くぞ!」という心構えがひしひしと伝わる。
圧倒的存在感、緊張感とはこういうことだ。迫力がある!
世界でも教育レベルが高いと言われる日本の教育。近年なにが不足しているのか?何が、現代の日本社会の若者たちの精神を蝕んでいるのか?という問題。
こんな記事を見つけた。
【東京大学大学院情報理工学山口博士】
「日本の学生に欠けているのは、ハングリーさ、アグレッシブさなどだ。他の人たちへの主張の弱さ、アピール力のなさなどが気になります。
他国から日本に研究のアピールをしに来る学生さんというのは、大変アピール力があり、説明が上手で、どんなに小さい成果であったとしても、〈こんなにすごいんです!〉と見せることに長けています。
《おそらく幼少期から自分の良さについて真剣に考え、人に説明し、自分に自信を持たせるという訓練が他国ではなされているのだと思います。》
日本の学生は、このような他国の学生からはほど遠い状況と言えるでしょう。」
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